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一度もラーメンを作ったことの無い、食べたこともない当時26歳前後の青年が産んだ奇跡の産物!まさに生きる伝説と化した山田拓美総帥が生み出した奇跡の食べ物!それが「ラーメン二郎」である。
看板屋のミスがなければ「ラーメン次郎」だった逸話を持つこのラーメン二郎に魅了された荻野将文という一人の二郎ファンの物語を、コロナショックで会社がメチャクチャ暇だから語ろうと思う。
世界からみた和の国、日本。ラーメンやたこ焼きやお好み焼きなどB級グルメも有名ではあるが、やはり先行するイメージは上品かつ繊細な寿司や和食といった食文化であろう。
そこにラーメンという枠組みを越えた奇跡が生まれた!「二郎」という新ジャンルフード!ジャンクフード好きのアメリカン人もビックリ!それが「ラーメン二郎」である。
働いていた近くにあったから存在は知っていた。ラーメン二郎という存在はもちろん知っていた。ただ当時は食事を並んでまで食べる意味が分からず全く興味を持たなかった。
ボクが初めてのジローボーイを捨てた店は、移転前のラーメン二郎歌舞伎町店。
あれは大雨の日の夕刻頃だった。何かの用事の帰り道にたまたまラーメン二郎の店の前を通った時、並んでいる人間はいなく、入り口前の席が5席くらい空いていた。ちょうど腹も減っていたし特に何も考えず店に入った。
その頃、ラーメン二郎に関する知識は全くのゼロ!当時から肉は大好物だったので豚ダブルを購入した。「お好きな席どうぞー」っていうので入口前に座った。食券を出す。そして待つ。
「お客さんどうぞ!」っていきなり声をかけられて「えっ?」みたいな反応したところ、苛ついた感じで「にんにく入れますか?」って聞かれたので、「お願いします」って言って出てきた丼が山盛り!
うわーマジかよー。ってくらい大盛りでちょっと驚いた。
そう!ロットはボクだけ。コールの参考も無かったし、他のお客さんは結構食べ進んでいて、ラーメン二郎のイメージは無かった。もちろん色んな二郎を旅した今、ラーメン二郎歌舞伎町店の盛りは優しいが、当時は初めて見るラーメン二郎に衝撃が凄かったのだ!
そして初めての行列の味「ラーメン二郎」を口にした!!
な、な、なんだコリャァァ
全く旨いとは思わなかった。そしてコレ食べるのキツイぞ。
これは長期戦だ!と携帯を見ながらのんびり食べていたら「お客さん!携帯見ながら食べるの辞めてもらえますか?」って怒られて‥。
なんだこの店は!!!仮にも客だぞ!ってメチャクチャ腹がたった。
たしかに周りを見ると黙々と食べてる。暗黙のルール的なヤツか。面倒くさい。
大して旨くもねーし、接客も感じ悪いし、なんでいつも行列なんだ?って意味が分からなかった。
暗黙のルールに残したら怒られる的なのがあるかもしれない、と予測し必死に食った。ある程度スープに隠せる程度まで食べ進めて逃げるように帰ってきた。
そしてラーメンの神様にボクは誓った!
「二度と行かねークソが!」と。帰り道のあの胃もたれしたような気持ち悪さは最悪だった。
それからラーメン二郎とは一切関わることもなく、平和な1ヶ月が経過した。
初めて恋をした時のあの胸の高鳴りというか、ワケが分からない不思議な感情‥そんな想いがずっと心と胃の奥でくすぶっていた。「このムカムカする感じはなんなんだ!」と。
身体がラーメン二郎を欲している!
ラーメン二郎を補給しなければいけない!
そんな想いが日に日に強くなってきていた。あんなの何故また食べたくなっているだ!良い思い出なんて一つもないじゃないか!そんな記憶と気持ちが毎日バチバチと睨み合い、今にも喧嘩が始まりそうだ!
二度目のラーメン二郎歌舞伎町店へ!
他のお客さんのコールを参考に「野菜少なめニンニク脂」と二度目で熟練のジロリアン風にビシッと決めてやりましたよ!そして食べた瞬間の出来事でした!
な、な、な、な、な、な、な、な、何だこりゃぁぁぁぁぁ!!!
う、う、う、う、う、う、う、う、旨すぎぃぃぃぃぃぃ!!!
1回目とは全く違うこの衝撃!びっくりモッコリな舌先に来る旨味ィィ!
グルエーーーーッス!からのぉハイエース!とよたーーーーー
いや驚きました!身体が欲していたとはいえ、こんなに旨かったかと本気で驚いて、気づいた頃には全て完食していた。もうお腹がいっぱい!でコレでまた暫くいいかなぁと思っていたが‥‥‥‥
次の日には「ラーメン二郎」を欲しているんだ!身体が素直にラーメン二郎を欲しているんだ!
気づいたら2日後にはラーメン二郎歌舞伎町店に並んでいた。
ボクはまだまだジロリアンを自称するには経験が浅すぎるが、立派なラーメン二郎ファンであることには違いない!
死ぬ前に最期に食べたいものは?と聞かれたなら「白飯に納豆」を食べたいが、それと互角以上の実力を持つラーメン二郎だと思う。
ちなみに大盛を残さずスープまで食べきるのが美学と考えるジロリアンもいるみたいだが、ボクの考えは「お腹いっぱい美味しく食べる」ことで無理して食べることではないと思う。なんなら早く食べて次の人の席を空けてあげたい。マシマシにしない方がお店側の利益も増えていいんじゃないかなぁと数字目線で見ちゃう。
ボクのラーメン二郎のホーム(お気に入り)は、やっぱりラーメン二郎歌舞伎町店!食べた回数は100回はくだらないね。
何がイイって、二郎に不慣れな素人向けのお店で、マイペースに食べれる事が嬉しいかな。何より味が好き。神豚遭遇率も高いかもしれない。だからやっぱりボクはラーメン二郎歌舞伎町店!
歌舞伎町店では1つ笑えたエピソードがありまして、二郎初体験と思しき40代のサラリーマンのお客さんが一人で来ていました。ちょうどボクの隣に座ったんですね。
ボクは先に食べてたんですが、座って食券を出したタイミングで【野菜マシ、ニンニクマシ】って言ったんで、「ラーメン出す時に聞くんでその時に言って下さい」って言われてひとりアタフタしてたんです。
あぁ初めて来たんだなー緊張するよなぁーとか思いつつも、ボクはボクでラーメン二郎をすすっていたんです。そしてとうとうラーメンが出来たようで、「お客さんニンニク入れますか?」って聞かれました。
完全に油断してたんでしょう!いきなり声をかけられて、ビックリしてました。
そして出た言葉は・・
野菜マシぼくね、ラーメン吹き出しましたわ!マジで。
というリアルなホッコリするマジ話があったんですが、話を戻しましょう。
に通ったお店は、ラーメン二郎栃木街道店!ココも50回くらい行ったかな。
麺がちょっと柔らかめだが、ラーメンの味はピカイチで抜群!豚もウデ肉とバラ肉が入っているのかしら?必ず当たりがある。ボクは生姜トッピングはデフォで、期間限定の岩下の新生姜は病みつきだったなぁ。
一度やっちまった事があって、ラーメン二郎未経験だった妻にどうしてもラーメン二郎を食べさせたく、無理やり連れて行ったことが一度だけあるんだが、そこで初めてのご年配のご夫婦が後ろに並んでいて、何も分からないからという事で、知ったかぶりしたボクは色々親切に教えた、つもりだった。
やっちまったのは、緑色の女性用の食券があったんだが、それは「女性だけど量は減らさないで」の食券なのに、量を減らす食券だと思っていて、それを妻にもご夫婦にも買わせてしまったこと。そして帰り際、店主に注意されたことがやっちまったことです。超恥ずかしかったです。でもねー旨いから、その後も通っちゃったよねー。
それ以外に最近多いのは池袋に行く事が多いから、どうしてもラーメン二郎池袋店に行く機会は増えてしまう。ココはラーメン二郎歌舞伎町店と系列グループだと思うんだけど、ココも素人には優しいお店で、デブにはちょっと狭いのが難点だけど居心地はすこぶる良いですね。
次はラーメン二郎目黒店かなぁ。味はホントに旨いので10回くらいは行ったけど、やっぱりマイペースで食べたいボクにはハードルは高めのお店かなぁ。でもね、一回だけ食べるの遅くて「無理しなくていいですよ!」って丼を掴まれて、助手から強制退場を喰らったことがありましたね(笑)あれはちょっと衝撃&ショックだったなぁ。
そして実はラーメン二郎三田本店には1度しか行ったことがなく、山田総帥ことオヤッサンにはまだ会ったことがないのだぁ。ボクの中で神格化したままでいいかなぁと。
ちなみにもう無くなっちゃったけど、ラーメン二郎新橋店のあの乳化スープ好きだったなぁ。結構遠かったのにわざわざ食べにいったことが何度かあった。あと10代の頃から高田馬場にとても縁があった経緯もあり、ラーメン二郎高田馬場店に一度も行けなかったのが、未だにちょっと心残りです(涙)
逆にまだ行ったことが無いのは、2020年4月現在で恥ずかしながら実は結構ありまして。
ジロリアンの方から見ると結構カスでしょ?カスでしょ?カスでしょ?書いてみると結構あったなぁと思いつつ。でも最近出店ペース早くね?って感じで。
最近池袋二郎にバランスが偏ってきた感じはあるけど、ボクにはホームがあるんです。色々行くより1つを極める、コレも良くないっすか?良くないっすか?ということで、このくだりは終わりです。時間に余裕があれば少しづつ穴二郎を埋め埋めしていきたいとは思っております。
一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経
二、世のため人のため社会のため
三、Love & Peace & Togetherness
四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気
五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家族の乱れは社会の乱れ、社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ
六、ニンニク入れますか?
こんな無茶苦茶な社訓は見たことがありません!ファンキーというかぶっ飛んでいるというか、だからこそ産まれたこの二郎!納得です。宇宙が乱れないようにニンニクマシマシでお願いします。
ラーメン二郎全体に言えることは、ハッキリ言ってお世辞にも良いとは言いづらいですよね。完全な流れ作業的な感じで。でもそれもまた二郎の旨味を増すスパイスなんだよなぁと、最近は特に思うようになりましたね。あのちょっとした緊張感がまた心地よいといいましょうか。
ちょっと並んで待つ。そして並んでいる間に他のお客さんのラーメンを見る。それが目の前にくる。食べる。そしてロットがあるので、若干ハイペースで胃袋にぶちこんでいくわけですが、この一連の流れ全てが既にウォルト二郎!まさにエンターテイメントとなっている。それがラーメン二郎だと思うんです!
たぶん二郎が嫌いだったり、二郎が合わない人には、コイツ頭おかしいんじゃねーのって思われる側にいると思うのですが、タバコのニコチンと一緒でジロチンですよジロチン!まさに中毒!本当に山田総帥はスゴイものを産み出しましたよね。
そして二郎の軸はやっぱりカネシと言われる醤油と、オーション100%の麺だと思いますが、同じ醤油を使っていてもそれぞれ個性が出ているラーメン二郎各店。これもまた魅力の一つなんですよね。ラーメン二郎にも同じカネシ醤油を使っているにも関わらず、残念ながら美味しくないお店もたまにあるんです。たまたまブレの一番悪いところで食べちゃっただけかもしれませんが、何度かありましたね。マジかって事!でもそれも個性で良いと思います。好みの問題でもありますし。
とにかく山田総帥の学生に安い値段で腹いっぱい食べさせてやりたいって気持ちから産まれたラーメン二郎は最強です!
これからも一ファンとして末永くお世話になります!
名刺のピカルコは、勝手にラーメン二郎インスパイア名刺を作りました。
ラーメン二郎の各店主から名刺の注文なんて来ちゃったら、おしっこ漏らしそうですが、ギャグ名刺として大変有能な「ラーメン二郎インスパイア名刺」大変オススメです!
山田総帥からお墨付きが出たら、ラーメン二郎ファンとしてこんな幸せな事は無いでしょうが、ラーメン二郎の全国制覇のお手伝いの一貫として、ラーメン二郎を日本全国に広めるために、名刺という形でお手伝いできたらと思い、ご用意したデザイン名刺です。
キャバクラやスナックなど水商売では、大変お客様ウケの良いハイスペックなデザイン名刺です!ぜひこの機会に「ラーメン二郎インスパイア名刺」を作ってみてください。ご注文、心よりお待ちしております!